毎日，夕食の小鉢を二品作ります。
今日は畑でたくさん穫れたにんじんを使います。
スライサーで切り幅を揃え、極細い千切りにします。

次に漬けダレを作ります。
分量はお好みですが、胡麻油、ラー油、塩、炒り胡麻を合わせます。
今日はにんじんの甘みをより強調させたかったのので
極々少量の砂糖も入れます。

そして、先程のにんじんをさっと湯通しします。

タレに茹でたにんじんを入れて和えます。
にんじんの熱いうちに合えると味が馴染みやすくなります。

ナムルは作り置きが出来るし，
にんじんは色が綺麗なので重宝します。
今日は「にんじん」ですが
「もやし」のナムルも同じようにして作ります。
豆もやしがおいしいです。
もやしのときはタレは砂糖抜きです。

ナムルを作る時ほんの少しの「味の素」を入れます。
化学調味料については賛否両論あり、
無意識に使ってしまうことも多いですし、
否定的な意見も多いし・・
安全性とかを突き詰めたら
私も使いたくないのですが、
少しだけ入れると味がきりっと締まるのも事実。
「化学調味料」とは上手につきあっていこうかなと
思いながらいつも厨房に立っています。

 

ここ数日は寒かったのですが
その前の暖かな日が続いた時に
一気に畑の菜のはなが大きくなりました。
花穂を摘んで食べる菜のはなは、
花穂を摘めば摘むほど脇芽が出て来ます。

今日はそんな菜のはなを摘んで　茹でました。
ごま和えにして小鉢に使います。
菜のはなは芥子醤油で和えても美味しいし
油との愛情も良いので　炒めても良し
苦みが少ないのでクリーム系のパスタに使っても良し。
そうそうちらし寿司に散らしても良いですねぇ〜

濃い緑色が他の食材の色を引き立てます。

春の食材を堪能しています。

 

春の食材のわけぎ（分葱）が畑で大きくなりました。
今年初めて食しまする。
やっぱりオーソドックスな「ぬた」がよろしいかと。

なぜ写真の分葱はゴムで結わえられているのか？
それは切らずにまとめて茹でるためです。
白い根の方からぐらぐらに沸いた湯に入れていき
段々と上の方を入れていきます。
頃合いになったら湯から引き上げ冷水に取ります。
そしたらまな板の上に揃えて並べます。
次に、葉先の方から根の白い方に向かって
麺棒のようなもので分葱をしごきます。
すると根の方からヌメヌメがにゅるっと出て来ます。
これが板前流の仕込み方・・だそうです。
家庭では最初にざくざく切って茹でてしまいますけどね。

今日のぬたはこれまたオーソドックスにするめいかとあわせます。
これからの季節はあさりとあわせても良いですね。

今夜の笠山荘の小鉢に登場します。

 

寒い日が続きます。

インフルエンザが猛威を振るっていますが
皆さん、お加減いかがですか？

こんな寒い日は熱々のコロッケが食べたくなり
「クリームコロッケ」を作ることにしました。
本当は蟹とか海老とかの魚介類が良かったのですが
そうすると原価が1個300円〜500円位になってしまいそうでしたので
コーンとベーコン、タマネギ、キノコの畑のコロッケにしました。

ちょっとクリームを重めにどっしりとした食べ心地に仕上げてみました。
自家製のコロッケの良いところは
衣が薄い、揚げたてを食べるので衣がサクッとしている、
具の味を控えめにしているんでたくさん食べても食べ飽きない・・
ってところでしょうか。
おまけに今日は揚げ油が新品なのです。
油の新鮮さは揚げ物の味を大きく左右させますね。

今日はたくさん仕込みましたから
まかないもコリームコロッケ。
熱々をいただきます！

 

先日「日本人はカレー好き」というテーマのテレビ番組をやっていました。
もう「カレー」は日本語ですね。日本文化の中で熟成されている。
私は、暑い日にハフハフ・・額に汗かきながら辛いカレーを食べるのも好きですが
寒い日にカレー風味のものを食べるのも好き。

ということで、いろいろ条件が揃ったので
今日の笠山荘は「カレー味のコロッケ」に決まり。
その条件とは・・・まず，とても寒いこと。（朝、雪が舞いました！）
次に、煮ものに適さない、加熱するとすぐに身が崩れてしまう品種のジャガイモがあったこと。
そして調理者に「やる気」が満ち満ちていたこと。

具はオーソドックスにジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ひき肉。
味付けはカレーパウダーと
コクを出すために少量のバター、
そして塩こしょう。

仕上げは夕食の時。
さてどんなお味になりますか。
楽しみです。