立春も10日過ぎ、

暦は二十四節気の「立春」の次の気「雨水」に近づいています。

春は貝が美味しくなる季節です。

春の貝といえば

アサリ、青柳、鳥貝、赤貝、ハマグリ、ナガラミ、などなど。

牡蠣は冬から３月くらいまでが食べごろですので、

「名残」と言ったところでしょうか。

ここ三河湾はかつては貝の一大漁場でした。

きちんと調べてはいませんが、

今は漁獲高が驚くほど少なくなっていると思います。

海がどうなってしまったのでしょうか？

豊かな海を作り
貝の養殖に成功したら億万長者になれます。

今夜の笠山荘の味噌汁は「貝汁」です。

HPでお知らせした　本日のイベントは

ご想像通りのバレンタインチョコのプレゼントです。

パッケージがおしゃれなmeiji の「THE chocolate」を

今日お泊まりのお客様に。

このチョコレートって

とにかくパッケージがおしゃれで

ついつい買い物かごに入れてしまいます。

箱が可愛くて捨てられない私。
「パッケージが可愛い」と思うことは、皆さん同じようですが、

クリエイティブな方は　このパッケージを

作品に昇華させていますね。素敵！！
ここをクリックしてみて

この季節にいただくチョコレートは
やっぱり美味しいですね。

  

私が、まだ若かりし頃

喫茶店でアルバイトをしていたこともあり

コーヒーをたてるのが大好きです。

笠山荘の朝ご飯にお出ししているアイスコーヒーは

私がたてています。

おいしくて、お値打ちな豆を探すのにはとても苦労します。

やはり値段と質は比例しますものね。

特にアイスコーヒーは豆を深炒りするので

豆のアラが隠しやすいのかな。

お値打ちなアイス用の豆は、
ただ苦いだけの、薄っぺらい味のものが多いです。

今年はアスクルで探してみたところ

・・・こんなこと書いて良いのかしら？？

とってもお値打ちなのに

とってもバランスの良い、
美味しいコーヒーを見つけてしまいました。

苦みとコクと、甘みもあって

ミルクもシロップもなしで、美味しい。

そしてカフェ・オレにしても　コーヒーが牛乳に負けない。

驚くほどコストパフォーマンスの高い豆だと思います。

アスクルでのレビュー評価も高かった。

秋風が立つまでは　朝のコーヒーはアイスコーヒーでいきます。

それから
朝食の時にアイスコーヒーと一緒にお出ししているのが

オレンジジュース。

牛乳やグレープフルーツジュース、リンゴジュースなど

いろいろ出して来ましたが

安定した人気があるのが　オレンジジュースでした。

最近はPOMジュースにしています。

子供の頃飲んだPOMジュースは

味が濃すぎて少しも美味しいとは思わなかった。
バヤリースとか無果汁のファンタの方が
洗練されているような気がしてそちらばかり飲んでいたなぁ・・

大人になった今、
何十年か振りにPOMジュースに再会し、
酸味と甘みのバランスの良さに恋しています。
一生懸命愛媛県の方が作ったみかんから作られたジュースだから
そう思えるのかしら？

天気予報では　傘マークが付いているのに

少しも雨が降りません、田原市。

水源の宇連ダムの貯水量が１０パーセント台になり

取水制限が厳しくなるようです。

私ども旅館業は　風呂に厨房にと大量の水を使いますので

とても節水は困ります。

でもそれ以上に困るのは

ブロッコリーやキャベツの農家の方。

８月の終わりから早生種の植え付けが始まります。

カラカラに乾いた畑では上手く定植出来ません。

スプリンクラーで水を撒くのですが

追いついているのかどうか・・・

大雨で命の危険に晒されている地域もあるというのに

不公平です。

今日も、幾度もネットの天気予報をみてしまいました。

そんな私をあざ笑うかのように

空は青く、呑気な入道雲が浮かんでいるばかりでした。

さて、今日の本題・・

久しぶりに「生マグロ」を仕入れました。

色鮮やかで、一滴も血が滴らない、
モチッとした感触がさすが「生マグロ」。

うっとりします。

今日は「生マグロ」の刺身と　
解禁になったばかりの「ヤリイカの煮付け」。

柔らかくあっさりとした持ち味の高級イカ。

伊良湖漁港で揚がったものです。

それに「チーズ入りちくわの天ぷら」。

この取り合わせが　笠山荘のだいご味です。

板前料理と家庭料理のコラボです。

笠山荘の朝ご飯は　バイキング形式で　お好きなものをお好きなだけチョイス
していただいています。

卵焼き、生玉子、温泉玉子、季節の煮物、サラダ、大根おろし、ちりめんじゃこ、
ウインナー、納豆、漬け物、フルーツなどが並びます。
あとは　炊きたてご飯と具沢山の味噌汁が。

私のおすすめの　朝ご飯・・私も時々まかないで食べていますが、
何と言っても　「しらす丼」です。

私のしらす丼の作り方。
しらすを熱々のご飯の上にたっぷり乗せて
その上に、少なからず、多からずの量の刻み葱を乗せ
そのまた上に、温玉（温泉玉子）をしらすのセンターに落とし、
さらに　温玉だけを狙って醤油をほんの少し回しかけます。
はやる気持ちを抑え、決して慌てず、粛々としらす丼を作ります。
そしてザックリ崩して口の中へ。味はもちろん抜群です。
程良いしらすの塩加減と、
つんと鼻に抜ける葱の風味、シャクッとした食感、
醤油によって甘みを増した温玉が
口の中で渾然一体となり
テンションが一気に上がります。
食欲の落ちる暑い夏の朝にもおすすめです。

ここ田原は、地元の赤羽根にもしらす加工場がありますし
近隣の知多、篠島、そして静岡・舞阪などの
美味しいしらすが手に入るエリアです。

もし、笠山荘のお客さんがみんな「しらす丼」を
もりもり召し上がったら　大赤字になってしまいますが
こんなに暑い毎日、仕事に励んでいらっしゃると思うと
「朝ご飯をしっかり食べて　頑張って下さい」と
言わずにはいられません。

まだまだ　暑い日が続きます。
テンションの上がる食事をして
乗り切りましょう！！