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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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頻繁に同じ産地・浜のあさりを食べていると
あさりの味が変わっていく様子がとてもよくわかります。
一月頃のあさりは殻に対して身が小さく,堅いです。
それに比べると今のあさりは
随分と身も大きくなり、ふっくらと柔らかくなってきました。
そして貝の味も濃くなり、出汁もよく出るのです。
いよいよあさりの美味しい季節がやって来ました。
 
そしてだんだん大きくなって初夏になると産卵します。
産卵後は驚く程身が痩せるので、もうこの頃は食べません。

かつて水産業を営んでいた笠山荘の先代は
あさりの卸業もやっており、「あさり博士」です。
あさりの殻を見れば「どこ産のあさり」なのかわかるといいます。
 
現在、愛知県はあさりの水揚げ高日本一だそうです。
田原の海が埋め立てられる40年位前は、
田原※のあさりは味が良く
築地市場でも一目置かれていたそうです。
もちろん今でも渥美※のあさりはブランドです。
 
※田原市の方は今でも、
町村合併する前の田原町、渥美町、赤羽根町
地域を厳密に分けています。
笠山荘のある所が旧・田原町、
伊良湖岬のある所が旧・渥美町、
サーフィンで有名な太平洋表浜がある所を旧・赤羽根町といいます。

ですから 田原市の方は「どこの浜」のあさりかこだわります。
 






 
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明日は二十四節季の「雨水」
空から降るものが雪から雨に変わり、
雪や氷が溶け始める頃。
寒さが峠を越える頃。

そういえば・・
昨夜、雨の夜道(農道)を車で走っていたら
濡れた路面に跳ねるものが!
蛙でした!それも一匹だけではありません。二匹も三匹もいました。
蛙達はもう冬眠から目覚めたのでしょうか?
冬籠りから虫達が覚める「啓蟄」はもう少し先のこと。
私が蛙だったらもう少しゆっくり寝ていただろうに・・
 これからは雨の夜道を車で走るのは緊張します。
道路を横切る蛙がたくさんいるからです。
 
なるべく踏んづけないように車を走らせなくては・・

笠山荘は、はっきり言って田舎にあります。
蛙は飛び出るし、虫も半端じゃなく多いです。

春から秋にかけてこの虫達に不愉快な思いをなさる方も
いらっしゃると思います。
ご迷惑をおかけいたします。
私どもも駆除に努めて参ります。
誠に図々しい言い分ですが、
お客様に「田舎だからしょーがねぇーな」と
腹を括っていただけたら有り難くも思います。
どうか、よろしくお願いいたします。


 
 
 
 
 

 




 
 
 今日は北風がとっても冷たくて冷たくて・・
空気も昨日よりもずっと冷えていましたね。
こんな風の強い日は体感温度の低いこと!
風の冷たさが半端じゃないなと愚痴ってみたり・・

こんな日は台所に籠って美味しい物を作るのに限ります。
まずは、
買い込んでそのままになっていたフランスパンをフレンチトーストに。
卵液に漬込んだパンをいつもはフライパンで焼き上げるのですが
今日は表面だけフライパンで焦げ目を付け
パンの中はオーブンでじっくりと火を通しました。
(この焼き方はフレンチのシェフの教えていただきました。)
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卵液を少しケチってしまい,思ったより固めに仕上がってしまった・・のが残念

今日のフレンチトーストは
気合いが入っていて
仕上げのバターはカルピスバターで。
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このバターはカルピスを作るときの副産物。
でもあまりにも入手困難で「幻のバター」といわれていたもの。
まろやかでコクがあって、
色は普通のバターのように黄色くなく、まるで大理石のように青白く
絹のようにキメが細かくて、伸びがよく
とにかく美味しいのです。
トーストに塗っても、ケーキの材料に使っても,お料理にも
その美味しさは歴然!
(お値段も普通のバターの1.5倍〜2倍ほど!)

フレンチトーストでティータイムを満喫した後は
病み上がりの息子のリクエストの「ピザ」作りに取りかかります!
きっとチーズがどっさりのピザになることでしょう
今日は恐ろしいほどカロリーの高い食卓です・・
まあ たまには「ご褒美」ということで、こんな日もありです。

 
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朝から雪です。
水分をたっぷり含んだ 重たい重たい雪。
この冬何度目の雪でしょうか?
こんなに雪が降って、積もった年は滅多にないでしょう。
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笠山も白く霞んでいます。
無彩色の朝。
しんと静まり返った朝。
命の音が聞こえてこない・・
みんな家の中に籠っているからなのでしょうか?
鳥達はどこに行ってしまったのでしょうか?
今日の雪は色彩も音も全て飲み込んでしまったようです。
 

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
三好達治の「雪」という詩が何度も頭の中を抜けていきます。

「嬉しいのか」、「淋しいのか」,「悲しいのか」
全く解らない
何とも言えない不思議な気持ちの朝でした。





 





















 

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2月に入って、まるで春のようなぽかぽかした陽気だったのに
今日は冬に戻ってしまいましたね。
自宅のストーブの上では
ヤカンがしゅんしゅんと湯気をたてています。
熱い飲み物がおいしいですね。

今日は「切る」話。
調理場では「切る」ことが大切な仕事の一つです。
一つ一つ形や大きさが違う野菜や肉に、
均等に火が通るように大きさや重さを揃えて切ること。
豆腐やかまぼこ、卵焼きなどを同じ厚み、同じ大きさで切ること。
料理の目的に合わせた切り方をすること。
キャベツやタマネギなどはどの方向に繊維を切るかによって
歯触り、歯ごたえが変わってきます。

家事としての料理をしていたときは「切る」ことなんて
全く気にして切ったことがありませんでした。
でも料理にはなっていていました。
初めて「切る」ことを意識し、また愕然としたのは
笠山荘で「冷や奴」の注文を受けた時です。
1丁の豆腐を半分に切り、さらに6等分にするのですが、
まっすぐ包丁が進まず、6つに切ったそれぞれの大きさが
全く違うという大失態をしてしまいました。
「お金を頂いて,食べていただく」ことの重さを実感しました。
たかが豆腐されど豆腐・・
しばらく包丁が怖かった・・
今でも冷や奴の注文が入ると緊張します。

それからも書ききれないほどの失敗を繰り返してきました。

まず和包丁は片刃ですから
両刃とはバランスが違いそのことに戸惑いました。
一度に大量に切ることにも戸惑いました。
葱は1束、胡瓜は2〜3本まとめて切ります。
味噌汁に入れる賽の目の豆腐が均等に切れずに
トホホ・・という気持ちになったりも。
写真のように「かまぼこを10等分して!」というのも最初はできなかった。
均等に切るのに見当を付けられないのです。
情けなくて落ち込みました。

奥の深い「切る」ということ。
桂剥き、飾り切りなど高度な切り方はやったことがありませんし
肉や魚もまだまだまだまだ・・
私の丁稚さん修行は続きます。
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寒くなって野菜の甘みが増して来ました。
ホウレンソウもしかり。
根っこの所が赤い、肉厚のものが八百屋さんにありましたので
買って来ました。まさに「冬のホウレンソウ」って感じです。
胡麻和えにしてみました。
いつもと同じ胡麻と調味料の配分で和え衣を作ったのですが
ホウレンソウの味が勝っていて
いつものような仕上がりになりませんでした。
青臭い胡麻和えになりました。












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