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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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庭の白梅の古木が満開になりました。
満開といっても花は数えるほど。
次に紅梅たちが 花開くその日を、今か今かと待ち構えています。
先週は日中の気温が10度を超える日が多く
過ごしやすかったですね。
それまでの寒い日は、いかに体を縮こめて生活していたか実感します。

日本の七十二候をご存知でしょうか。
四季があり、
二十四節気があり、
二十四節気をさらに分けたものが七十二候です。
旧暦で暮らしていた頃の日本は
季節の移り変わりを細やかに感じ取って、
動物や花や気象現象で言い表していました。

今日㋁25日は 二十四節季では「雨水」、
七十二候では「霞 始めてたなびく」です。
季節の言葉として
「霞・かすみ」は春。
「霧・きり」は秋と、
使い分けるそうです。
気象学では視程1キロ以下のものが霧、
それより薄いものが霞。
おまけで、「たちのぼる」のは霧。それは霞には使うことはない。
また「たなびく」は霞には使うが、霧には使わない。
今まで「霞」と「霧」の二つの言葉を、
こんな風にして意識して使ったことなかったです。
なんとなくイメージで使い分けていました。

そして最後に、夜には「霞」とはいわず、「朧・おぼろ」と。
なんて日本の言葉は細やかで、
美しいのでしょう!!!
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「渥美半島は、コンビニ半島だよ。」
とお客様がおっしゃってました。
「コンビニばっかりだよ」と。
このくらいの店舗数は、どこの都市も当たり前と思っていました。
ネットで「田原市・コンビニ」と検索してみましたところ、
29店舗ありました。人口が63,000人。世帯数約22,000。
人口に対してこの店舗数は多いのでしょうか?それとも少ない?

来週、また新しいコンビニがOPENします。
セブンイレブンが
笠山荘から400メートルくらい北に行ったところに。
今まで笠山荘から最も近いコンビニ・ファミリーマートが
700メートルくらいの距離でしたので
グッと便利になりますね。
これなら歩いても行けるな。
今日は2月22日。にゃんにゃんにゃんということで
「猫の日」だそうですね。
猫派の私としては ブログに一筆書かずにはいられなくて。
↑この猫は2015年に 生まれて間もない姿で我が家に迷い込んできた雄猫。
上手に「にゃーあ」と鳴けない猫で、名前は「にゃあちゃん」
おっとりしていて、おとなしく、人見知り。

なのに、特技はハンティング。
どれだけの鳩や雀、目白、ヒヨたちが彼の餌食になったことか・・・


↑そして、こちらは去年の春にやはり子猫の状態で迷い込んできた雄猫。
黒い縞がくっきりと綺麗なので「シマコ」。
実は、作家の岩井志麻子さんにあやかった名前。
オスなのに・・・
シマコは自分から迷い込んできたくせに、
なかなか人に慣れなくて
最近やっとやっと写真を撮らせてくれるようになりました。
抱っこされるのは大嫌いだけど、
ごしごしと頭をなでてもらうのは大好き。
でも、警戒心をいつもどこかに抱えていて
まるで泥棒のように、腰を落として
抜き足差し足で歩く様子は滑稽です。

2匹の猫を同時に飼って、初めて、猫ってこんなにも
個性があることを知りました。
犬とは全く違う次元に住んでいますね。
この毛むくじゃらの獣が、人間を信じ
膝の上、腕の中で、無防備に寝入る姿を見ると
不思議な気持ちになります。
こんなに私を信じてくれているのかと。
その根拠はどこにあるのか?と。

一日の大半を寝ることに費やす、2人を見ていると、
呆れたり、羨ましくなったり、ほのぼのしたりします。
慌ただしい人間世界のなかで、
ササクレてしまった心を慰めてくれます。
確かに「猫の効用」ってありますよね。
心が疲れた方に、猫を処方して差し上げたくなります。

食べることが好きなので、好きな食べ物がたくさんあります。
最近、気がついたのですが、私は「かなりネギが好き」。
白ネギも青いネギも
焼いたネギも煮たネギも、薬味の刻みネギもどれも好き。
そして「ネギを刻むことも好き」ということにも気がつきました。
笠山荘では、味噌汁の具やらなんやらで、刻みネギは必須。
毎日刻みます。
10年以上以上刻んだおかげで、
だいぶ思い通りに刻めるようになりました。

「ネギ」といえば
韓国の昔話に面白いネギのお話がありました。
「ネギをうえた人」
「人間が、まだ、ネギをたべなかったころの話です。
そのころは、よく人間が、人間をたべました。
それは、おたがいが、牛に見えるからでした。・・・」
と始まるお話で、そんな現実に嫌気が差した若者が
人間が人間に見える、まともな国を探して歩くという筋。
ありえない設定なのに、最後まで読み進めると
旅に出た若者の志がスーッと心に染み入るお話で。
善悪、常識や、世の道理を超越したところに
人間の心があると思わされたお話でした。

さあて、今日もネギを刻みます。
「セルバチコ」と言います。この青い葉っぱ。
イタリアンでおなじみの「ルッコラ」の親戚。
アブラナ科の植物です。
ゴマの風味と苦味、
そしてアブラナ科特有のピリッとした辛味がある
ワイルドで刺激的な葉もの野菜です。
「ルッコラ」ほど市場に流通していないと思います。
私の叔父が、豊橋市で生産しているおかげで、手に入る代物です。

この「セルバチコ」は生食が一般的です。
チーズのような乳製品、ソテーした肉、
塩気のあるサラミやソーセージなどの肉加工品に良く合います。
またワインをはじめ、どんなアルコールにも合います。
辛味と苦味が、口の中をさっぱりさせてくれるからでしょうね。

叔父がくれる「セルバチコ」は
出荷のタイミングを逃してしまった成長し過ぎたもの(笑)
葉先は生でいただきますが、
硬い根元の軸の部分は
茹ででお浸しにしたり、炒めてしまいます。
塩と胡椒だけのシンプルな調理でも充分美味しい。
今日は「カラスガレイの包み焼き」の添え物として
炒めてお出しします。

私は夕食時に
葉先の部分をワインとサラミソーセージパンとで頂きました。
ワインが、いつもより、余分に飲めてしまって。
苦笑い・・・
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