田原市は　とにかく車がないと生活できません。

食料品の買い物も病院も学校も銀行も

どんな用事を済ませるにも、自動車を使って移動します。

カミングアウトしますが、お隣に回覧板を持って行くにも

ついつい自動車のエンジンを回してしまいます。

「それではいかん！」と

先日、ある用事があり、ご近所を歩いてみました。

歩いてみてびっくりしたのは、
自分の歩幅がすごく狭くなっていたこと。

家の中や笠山荘の中で歩く時は、ちょこちょこ歩いていて

少しも気がつかなかった・・・

往来を手を振って歩いてみたら、大きい歩幅で闊歩できなかった・・・

とてもショックでした。

もう老化ですよね、これって。
アラフィフの私。

それからは　ご近所への用事は極力歩くことにしました。

今日もお友達のところへ。片道ほんの700メートルくらい歩きました。

訪ねた友達から「ねえ、車がないじゃん！歩いたの？」とびっくりされました。

「いや〜実は大きい歩幅で歩けなくなっちゃったから、こりゃいかんと思ってね」

と言うと同年代の彼女も「そうそう、私もこの前、小さい段差でつまづいたの」と。

「老化しないように気をつけよう」と、お友達と意見が一致しました。

そんなお友達の家への途中、香水のようないい匂いが。

それはお宅の塀にびっしりと咲き乱れるジャスミンでした。

本当にいい香りです。花数も半端なかったです。
車で通るだけなら気がつかなかったです。

歩いてみるもんですね〜

これから暑くなるまでは、どんどん歩きます。（歩くつもり・・・）

明日は菩提寺の用事で、ご近所の９軒を回ります。

イベリコ豚といえば

特別な血統で、どんぐりを餌とし、広大な牧草地で放牧飼育された豚

と定義されるのでしょう。

スペインでは「イベリコ豚」の定義が法律で定められているそうです。

でも「イベリコ豚」と名乗っても特別じゃないものもあるようで

今回仕入れたのは、その特別じゃない飼育の仕方のイベリコ豚。

とにかく脂まみれです。

ラードを間違えて買ったのか？と思うほどの脂にびっくりします。　

でもね、イベリコ豚は脂身が美味しいのです。

脂の質が日本の豚とは全く違います。

脂身なのに食感は火を通しても噛み応えがあり、

ジューシなのにとろけない・・・って感じでしょうか。

赤身も色が濃い。サシが入った臙脂色です。

今日はこんがり焼いた「豚串」にしてお出しします。

お楽しみに。

日本人は海老好きだそうですね。
世界の海老を食べつくす勢いだとか。

御多分に洩れず、私の子供の時から海老が好き。

誕生日とかのハレの日は、母が有頭エビで海老フライを作ってくれたものです。

私は、海老フライのほか、茹でても生でも
中華でもイタリアンでも
桜海老、車海老、伊勢海老、ロブスター、甘海老、手長海老・・・
なんでも好きです！

ところで、
輸入冷凍エビの分類の仕方をご存知ですか？
ピンク
ホワイト
ブラックタイガー
バナメイ
（分類の仕方は他にもあります。）

それぞれ、産地、天然、養殖と違いがあります。
ブラックタイガーは生の時は黒っぽいでしょ。
これは東南アジアなどの池で養殖された海老。
食べ比べるとちょっと泥臭い感じ。
スーパーによく並んでいます。

ピンクは生の時からピンク色。
これは南米の天然海老。
ホワイトは白っぽい。
インドや東南アジア産。
どの海老も加熱すれば赤くなりますが。
甘みとプリッとした歯応えと旨味があるのは
やっぱり、ピンク。

笠山荘のエビフライも長年このエビを使っていました。

近年、海老の価格が高騰してきて
ピンクを入手することが困難になりました。
なかなかこだわりの海老フライをお出しできなくて
残念な思いです。

笠山荘では

フライは細かい生パン粉を使います。

パン粉は細目、中目、粗目と粒の大きさに種類があります。

生パン粉とドライパン粉という区分もあります。

トンカツ、エビフライはボリュームとざっくりした歯ざわりが良いからと

粗いパン粉を使うことが多いですが、

笠山荘はとんかつもエビフライも、コロッケも串カツも細目です。

細目は油の吸い込みが少なくて、胃にもたれないのが良いですね。

パン粉付けは私の仕事。

丁寧な仕事が、揚げ上がりの差になります。

○具材の水分はキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取る。

○小麦粉は満遍なく付け、余分な粉は丁寧に叩いて落とす。

○卵液にしっかり浸し、余分な溶き卵はきっちり落とす。

○パン粉は両面にしっかりと。しっかり付けないと揚げた時に衣に穴が開く。

「小麦粉」も「卵液」も「パン粉」も全体的に薄く、ムラなくがポイントです。

Let's try !

日中の気温が真夏のようです。

ニュースでは熱中症とみられる症状で救急搬送された方がいると。

今朝、田んぼの中を真っ直ぐ走る道を運転していて

ふと脇を見ると、蔵王山が水田に映っていました。

「あぁ〜くっきりと綺麗だな〜」と

視線を手前に持ってきたら

「あぁ〜田植えしてあるじゃん〜」とびっくり。

この辺りの田植えはゴールデンウィークに入ってから始まるとばかり

思っていたもんですからね。

でもカレンダーを見れば一週間後には、ゴールデンウィークに入りますね。

暦がビュンビュン音を立てて過ぎて行きます。