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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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今年も味噌を仕込みました。
といっても、麹屋さんで 豆を蒸して、潰してくれるので
麹と塩を擦り合わせて、それを大豆に練り込み
甕に詰めただけなのですが・・・
米麹1粒づつに塩を擦り合わせる様に混ぜていきます。
蒸した大豆をミンチ機で潰したものに
先ほどの塩をまぶした麹と混ぜ合わせ、
蒸した大豆が滑らかになるほどに練り込み、
野球ボールほどの大きさの団子にします。
味噌造りで何が一番大変かというと
「大豆を一晩水に浸し、蒸して、潰す」という工程。
これを麹屋さんが全部やってくれるんです。
こんなありがたいことはない!
  
団子を甕の中に、力一杯投げ込んでいきます。
とにかく空気が入らぬ様に、全身の力を込め投げ込んでいきます。
そして手のひらに全体重をかけて表面を平らにしながら
さらに空気を、これでもかと抜いていきます。
空気の混入はカビの発生につながりますので
気を抜くことは絶対しません。大豆と真剣勝負。
こんな感じで、平らに。
仕上げには、しゃもじを使ってもっと平らにしていきます。
ここにぴっちりサランラップを敷き詰め、その上にカビ除けの塩を
5ミリくらいの厚さで敷き詰め、もう一度ラップをかけて出来上がり。
半年も寝かせたら、食べ始めることができます。

豊川市の曙こうじ店さんで
この味噌は作らせていただけます。
仕込み用の甕を持っていくだけで味噌が作れるんです。
タッパーウェアに仕込む方もいます。

曙こうじさんの凄いところは
冷蔵庫がないため
暖かくなると店じまいし、
また涼しくなると再開するのです。

またパイウォーター(活性力のある分子の細かい水)を使って麹を仕込み、
パイウォーターで大豆をふやかし、蒸すので
出来上がった味噌がびっくりするほどまろやかで美味しい。
麹そのものが美味しいので
甘酒も美味しいですし、
ここの麹を使って塩麹を作っても抜群です。

ご興味のある方は是非トライしてください。

曙こうじ店
 愛知県豊川市曙町3丁目2
(ホームページはないようです)
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今日は「午後3時から雨」の天気予報が
ピタリと当たりました。
このぴったり感すごいですね。
雨雲データをスマホで見られたり
天気が手に取るようにわかる時代ですね。
もう、下駄やぞうりを天に向けて放り投げ
「明日天気になれ」なんて、子供でも言わないですね。

写真の茶色のブツは
笠山荘特製「しっとりカツオふりかけ」です。
粉末の鰹節に、醤油砂糖ベースの甘辛ダレを沁み込ませます。
それを鍋で水分をあらかた飛ばし、
低温のオーブンでさらに水分を飛ばします。
オーブンから取り出したふりかけを
ブレンダーでパラパラにして
胡麻を混ぜて出来上がり。
ちょっとしっとりした甘辛味が、白いご飯によく合い
ついつい余分にご飯を食べてしまうという「禁断のふりかけ」。
私が長年観察するに、どうも、関西方面からいらっしゃるお客様に、ウケが良いかと。
この「しっとりカツオふりかけ」は夕食の時に、お出ししています。
ご飯もふりかけもお代わり自由です!
甘夏
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世の中は ゴールデンウィーク。
テレビをつければ、海外への出国ラッシュで空港は大賑わいとか
新幹線下りは満席、高速道路は○○キロの渋滞とか・・
そんなニュースばかりですね。

笠山荘は ゴールデンウィークのような長期連休は
休業している工場の点検、整備に入るお客様で賑やかです。

さて 今日の話題は「甘夏」。
沿岸部に柑橘類の産地が多く、この田原市も温州みかんを栽培してる方も多いです。
また庭先に甘夏や八朔、文旦などが植わっているお宅も多く見かけます。
我が家もご多分にもれず 甘夏の木があります。
何の手入れもしないのに 毎年たわわに実をつけてくれます。
ただ酸味が強いので そうそう食べられず、
かといってマーマレードにしても そうそう消費せず・・
畑の肥やしとなる事が多かった甘夏。
d3035b68.jpeg
 





















でも今年は違います。
八朔の缶詰があることを知り
「ならば甘夏もシロップ漬けにしてみたらどうか」と思いつく。
さっそく 庭の甘夏をどっさり20個くらい とって来て
ひたすら皮を剥いて剥いて・・
白ザラメ1 : 水1.5 の割合で鍋でシロップを作り
(甘夏がひたひたになる量の分量で)
熱々のシロップを皮を剥いた甘夏にざっとかけます。
(甘夏をシロップの中で煮なくてよいです)
粗熱が取れたら 冷蔵庫に入れて冷やします。

「わざわざ旬の果物を砂糖漬けにすることはないだろう」
と思われる方もいっらしゃるでしょう。
でも 酸味の強い甘夏を砂糖で幾分まろやかにすることで
本来の甘夏の美味しさを もっと引き出すような気がします。

これは私の自己満足だけではなかったようで、
笠山荘の朝ご飯のバイキングメニューの一つに
冷やした甘夏のシロップ漬けを お出ししていますが、
とっても好評です。
酸味と甘みと苦みのハーモニーが
気分をシャキッとしてくれます。

みなさんも甘夏が手に入ったら
是非、試してみて下さい。

私は甘夏の小袋を 一つ一つ剥きましたが
温州みかんの缶詰は、
どうやって小袋を剥いているかご存知ですか?
それは「塩酸」で溶かすのですよ!!
みかんの名産地の三ヶ日町の農家の方がおっしゃった
ほんとうの話です。
 
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