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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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甘夏
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世の中は ゴールデンウィーク。
テレビをつければ、海外への出国ラッシュで空港は大賑わいとか
新幹線下りは満席、高速道路は○○キロの渋滞とか・・
そんなニュースばかりですね。

笠山荘は ゴールデンウィークのような長期連休は
休業している工場の点検、整備に入るお客様で賑やかです。

さて 今日の話題は「甘夏」。
沿岸部に柑橘類の産地が多く、この田原市も温州みかんを栽培してる方も多いです。
また庭先に甘夏や八朔、文旦などが植わっているお宅も多く見かけます。
我が家もご多分にもれず 甘夏の木があります。
何の手入れもしないのに 毎年たわわに実をつけてくれます。
ただ酸味が強いので そうそう食べられず、
かといってマーマレードにしても そうそう消費せず・・
畑の肥やしとなる事が多かった甘夏。
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でも今年は違います。
八朔の缶詰があることを知り
「ならば甘夏もシロップ漬けにしてみたらどうか」と思いつく。
さっそく 庭の甘夏をどっさり20個くらい とって来て
ひたすら皮を剥いて剥いて・・
白ザラメ1 : 水1.5 の割合で鍋でシロップを作り
(甘夏がひたひたになる量の分量で)
熱々のシロップを皮を剥いた甘夏にざっとかけます。
(甘夏をシロップの中で煮なくてよいです)
粗熱が取れたら 冷蔵庫に入れて冷やします。

「わざわざ旬の果物を砂糖漬けにすることはないだろう」
と思われる方もいっらしゃるでしょう。
でも 酸味の強い甘夏を砂糖で幾分まろやかにすることで
本来の甘夏の美味しさを もっと引き出すような気がします。

これは私の自己満足だけではなかったようで、
笠山荘の朝ご飯のバイキングメニューの一つに
冷やした甘夏のシロップ漬けを お出ししていますが、
とっても好評です。
酸味と甘みと苦みのハーモニーが
気分をシャキッとしてくれます。

みなさんも甘夏が手に入ったら
是非、試してみて下さい。

私は甘夏の小袋を 一つ一つ剥きましたが
温州みかんの缶詰は、
どうやって小袋を剥いているかご存知ですか?
それは「塩酸」で溶かすのですよ!!
みかんの名産地の三ヶ日町の農家の方がおっしゃった
ほんとうの話です。
 
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