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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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昨日今日と 寒くて冷たい雨でしたね。
冬の装いが恋しい。
私は、もう1度ニットのセーターを引っ張り出し
エアコンの暖房のスイッチをON。
カタツムリもちょっと寒そう・・・
こんな時は体に入り込んだ「冷え」によって、体調を崩したりします。
膀胱系とか肺系とか。
むくんだり、膀胱炎になったり、咳が止まらなかったりとか。
温かいものを飲んだり、お腹を温めたりして
ゆっくりなさってください。
季節の変わり目、どうかお身体大切に。
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今日の夕食は刺身の盛り合わせです。
その中の一品を「シラウオ」にしました。
形も鮮度も良いです。
「シラウオ」は臭みが全くないのに、旨味は濃く
後味の良い魚です。

最近は「しらす」と呼ばれるイワシ類の稚魚も「シラウオ」も「小女子」も、
どれもこれも不漁です。
不漁のため「シラウオ」は例年の1・5倍の値段がついていました!
一体、海の中はどうなっているのやら?
と嘆きたくなります・・・
いただきものの話ばかりで恐縮ですが・・・
天然物のワカメをいただきました。
ツヤツヤ肉厚です。

上の写真はワカメの根っこの部分「めかぶ」です。
とても粘りが強いです。
ここは粘りがすごすぎて、上手に細切りにできなかったので
包丁で叩いてみじん切りにしました。
量が少なくてお店では使えなかったので、まかないに。


こちらは葉の部分。
茎が太いので、茎と葉に分けて、
葉は味噌汁の具と酢の物にし、お店でお出ししました。

茎は佃煮にします。
量が少なかったので、こちらもまかないに。
コリコリした食感が楽しい。

渥美半島の太平洋側の海の恵みです。
口福なり。



嬉しいことに、この佃煮が評判いいんです。
先日、田原市のサーモン養殖の「林養魚」の社長さんから
三河湾で採ってきた生の「アオサ」をたくさんいただきました。

あまりに、その量がたくさんすぎて途方にくれましたが
半量は冷凍保存し、半量は自家製の佃煮にしました。

生のままのアオサを醤油と砂糖・味醂で味付けし、
炊き上げました。
今回は少し醤油勝ちの味付けです。
これが、思いの外、ご飯に合う味になりまして。
市販のものは甘味が強いものが多いので
笠山荘の佃煮は「辛い」印象になりますが
白いご飯に乗せてよし、そのまま舐めて酒の肴によし
の塩梅になりました。
夕食にお出ししています。





毎日、お食事されるお客様の人数と腹具合を予想しながら
朝と夕にご飯を炊きます。

大抵はこちらの読みが当たり、
多からず、少なからずの量になるのですが、
まあ時には炊き過ぎてしまったり、
足らない!ということもあります。

炊きすぎてしまった時は
おむすびにしたり、焼き飯にしたりして
私どものまかないになります。

今、1番お気に入りのおむすびは
「おかかと刻み葱と胡麻」を和えたご飯を結んだもの。
3種の具の配合はお好みで。
私のベストバランスはおかか4:葱3:胡麻1
葱の配合が脇役ではなく準主役級です。
醤油を含んだおかかがじわっといい味を出します。
胡麻は香ばしさとプチっとした食感がアクセントに。
刻み葱を入れると、途端に大人の味になります。
(あっ、葱を入れると子供には確実に嫌われます。)

あったかいおむすびを海苔で巻いて頬張るのが
そりゃ一番だと思うのですが。
このおむすびのいいところは
冷めたおむすびを
フライパンで、じっくりと、こんがり焼いても
美味しいってところ。
表面がカリカリっと乾き、ちょっと焦げるまで
焼くのが、私流のちょうどいい塩梅です。

世の中は「糖質制限」だなんだとおっしゃってますが
私はおむすびは、いや、ご飯は
心と魂が喜ぶご馳走だと思います。
ねっ?そうお思いなりませんか?
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