昨日　白谷の元漁業組合長さんから　
60センチほどの大きなボラをいただきました。
白谷の定置網で獲れたものです。
血合いの赤が鮮やかで鯛と見まごうほどです。
身はとても脂がのっています。
ボラには独特の臭みがあるので
好きか嫌いか 好みが分かれるとおもいます。
私が子供の頃、豊川の河口で釣りをしたときによく釣れました。
私の父親は、氷でキュンキュンに締め「アライ」にしてくれたものです。
大人になってボラをわざわざ魚屋で買い求めることはありませんが
子供の頃の懐かしい思い出が甦る魚です。

海に面した田原は
三ヶ日や蒲郡ほどメジャーではありませんが
柑橘類の産地でもあります。
温州みかん、温室みかん、分担、甘夏、はっさくなど・・
収穫期には地元の八百屋さんや道の駅（めっくんはうす）の店先に並びます。

我が家にも甘夏の木があり
マーマレードを作ってみました。
無農薬！？というかほったらかし栽培・・
今回は、外の皮2個分に対して果肉を８個分。
家でなった甘夏だからこそできる比率でしょうか？

レシピを簡単にご紹介します。
砂糖の分量はお好みですが
皮と果肉の重さの40〜50%が適当かと。
 ①　表皮を塩でゴシゴシこすり、水洗いします。
②　皮と身に分けて、身を袋から出します。
皮は同じ長さに薄く切ります。
③　皮を水の中でギューギュー水が濁らなくなるまで
水を換えながらもみ洗いします。
④　③の水気を固く絞り、身とあわせます。
⑤　琺瑯の鍋に④入れ火にかけます。皮が柔らかくなるまで
30分くらい煮ます。
⑥　分量の半分の砂糖を入れ、15分くらい煮、残りの砂糖を加えて
焦げないように混ぜながら
さらに10分ほど煮ます。
とろみがついたら出来上がりです。
 

甘夏と砂糖だけの味なので、
酸味とほろ苦さと甘さが程よい良い感じのジャムになります。
また長時間煮詰めないので
ジューシーで
ほのかに柑橘系の香りが残っています。

もっぱら自家用で、パンにつけて食べる事が多いですが
笠山荘の朝食バイキングのデザートとして
ヨーグルトに混ぜてお出しすることも。

今週一週間学校へ行けばもう夏休み。
先週10日の土曜日に
田原市内の3つの海水浴場で
海開きが行われました。

渥美半島の先端にある伊良湖海水浴場。
港に入るフェリーを間近に見る事ができます。
水の透明度は県内トップクラス。

トヨタ自動車の工場などがある臨海工業地帯から
ほど近い白谷海水浴場。
人工海岸の、田原で1番新しい海水浴場です。
公園も併設されており
温水シャワーなどの設備も充実しています。

その少し伊良湖岬寄りにある
仁崎海水浴場。
松林の中のこじんまりとした海水浴場で
キャンプもできます。クラシックな雰囲気が素敵です。

3ヶ所ともそれぞれ個性があり面白いです。
各海水浴場でイベントも行われます。

詳しくは田原市HPをご覧下さい。
www.taharakankou.gr.jp/taiken_spot/beach.html

夏と言えば「蝉」
笠山荘のお隣は八幡様
桜や楠や杉の大木がたくさんあります。
夏の八幡様は「蝉銀座」

いつもの年はもう鳴き始めている頃なのに
今年はまだかまだかと待っていたら
今日「初鳴き」しました。
偶然、庭先で抜け殻も発見。
1週間のはかない命・・
思う存分鳴いて下さいな。
 

私は断然「蓮」派なのですが
今年、睡蓮を一株いただきましたので
睡蓮鉢を仕立ててみました。
その睡蓮が先日咲きました。
早朝ではなく朝10時頃から咲き始め
午後2時頃にはさっさと閉じてしまうのですね。
「蓮」は気高く神々しい感じがして好きなのですが
「睡蓮」は「蓮」のように早起きでなく、
人間臭い感じがしてそれはそれで好感が持てました。

3日間咲いたり閉じたりを繰り返し
4日目からはもう開きませんでした。
蓮のように花びらを散らして終わるのではなく
また明日も咲きそうな素振りをみせながら
もう開かない睡蓮・・
メダカ達が睡蓮の葉陰を涼しそうに
泳いでいます。