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「笠山荘から お知らせと周辺情報のご案内」

田原市内、豊橋市内の工業地区へ出張に便利な ビジネス旅館・笠山荘
〒441-3403 愛知県田原市浦町北浦177/ TEL : 0531-22-4815/FAX: 0531-22-4264

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本日の中日新聞の一面に 先代の「凧作り」の記事が載りました。
毎年この季節になると、テレビや新聞の取材を受けます。
「初凧作り」は春の歳時記になりつつあります。
今年は一面に載せていただき先代も感動していました。
 
五月の凧祭りの納期まで忙しい毎日を過ごします。
 
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今日の小鉢は畑の「なばな」を摘んできて
芥子醤油のお浸しにしてみました。
「なばな」と「菜の花」は違います。
「なばな」は茎も葉っぱもしっかりしていて緑色が濃く、
花が咲いても「菜の花」のように黄色くたくさんの花はつきません。

この「なばな」は脇芽をかき取って食べるので
畑の隅に数本植えておけば
長い期間楽しむことができます。
茹でて良し、炒めて良しの
あぶら菜科の特徴のほろ苦さが美味しい野菜です。

 
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 もう今日は21日。今年も残すところあと10日。
明日は子供達の終業式です。
焦ります、焦ります・・・
年賀状も大掃除も何もかもまだまだです。

そんな私の気持ちはどこ吹く風・・・
笠山荘・先代の描いた勇壮な武者絵の田原凧が
蒲郡信用金庫・北田原支店の店内を所狭しと舞っています。
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赤、青、黄色の原色を多用する祝い凧は、鮮やかで
見た者の気持ちを高揚させます。
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蒲信のキャラクター、アンパンマンも
まるで 凧を眺めているようです。
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毎年この季節になると、どこかからお声が掛かり出張していく凧達。

空き地がなくなり、電線も多くなって
なかなか凧揚げすることができなくななりました。
でも凧を見ると「お正月」を連想する私達。
DNAは脈々と続いているのかしら?

来年3月の誕生日には79歳になる先代。
これからももっともっと頑張ってもらって
伝統の凧を継承していって欲しいです。
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この色鮮やかな凧は 笠山荘の先代店主が描いたものです。

大きく色鮮やかな凧は部屋に飾っても素敵です。
が、青い空に舞う大凧の勇姿はそれはそれは見事です。ついつい大きな口をぽかんと開けたまま見入ってしまいます。そして時間が経つのをわすれてしまいます。 
今から20数年前「凧の絵を描いてみないか」と誘われ、
絵師の世界へ足を踏み入れた先代。
やると決めたら、とことんこだわり、のめり込むのが先代の性分。
絵の上手な方に教えを請い、日本各地の凧の絵師と交流し技術を磨き、
歌舞伎絵も研究しました。描いて描いて描きまくりました。

「わしの凧は大空に揚げたとき、絵がぐわぁっと前にせり出てくるだよ。
染料を使って描くもんで、光が透けてそう見えるんだわ。」
と、言います。

絵筆などの道具、染料、紙にもこだわりがあります。
染料は青森のねぶたの絵師が使うものを取り寄せています。
何歳になっても「よりよいものを描きたい」と追求する姿勢には頭が下がります。


さいごに・・おまけ
この写真の凧に書かれた「祝 耀(ひかり)」の文字は
あの片岡鶴太郎さんに書いていただいたものです。
5年ほど前、TV番組の取材でうちの凧工房におみえになり
先代と二人で凧の絵を描いていかれました。
そのときに、鶴太郎さんに無理にお願いして
名前を入れていただいたものです。家宝です。
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