ちょっと暑いですが気持ちのよい秋晴れです。
本日も張り切って客室の掃除、夕食の仕込みをしております！！

 笠山荘も新米になりました。
新潟は佐渡産のコシヒカリです。
新米はモッチリしていて甘みも強く美味しいですねぇ〜
ついつい一口余分にご飯を食べちゃいますね。
日本人に生まれて良かった・・と思えるこの季節・・

 

 

塀に絡むツタの葉が紅くなっていました。
一枚また一枚と順に紅くなり
茶色くカサカサになって、がさっと落ちます。
紅葉や銀杏のような繊細さはありませんが
センチメンタル度はこのツタに軍配が上がるような気がしますが。
皆さんはどう思われます？
 

 

 

 

 

夕べの雨は凄かったですね。

スピリチュアルな世界では
強い風や大雨は
「大地を浄化している」ものと見なすようです。
昨夜の雨もまさにそれだったようで
今朝の空気の清々しいこと！！
空気中の塵が全て洗い流されてしまったようです。
西寄りのさわやかな風が心地よいですね。
まさに秋晴れです！

笠山荘の西側の田んぼの方は、毎年稲を「はざかけ」します。
今ではほとんど見られなくなった「はざかけ」。
大型機械を使って大規模な稲作をされている方は
「はざかけは、雨が降った時のデメリットが大きい。
今は低い温度で熱風を使わずに乾燥する技術ができたから
その方がずっとうまくて、良いよ。」
とおっしゃっていました。
でも素直に「へぇ〜そうなんだ」とは
うなずけない自分がいました。
太陽から出ている、目に見えないけど何か凄い力をたっぷりと
「はざかけ米」は蓄えているような気がして・・
はざかけの姿が美しいではないですか、ねっ！
 

 

 

 

 

笠山荘の東隣は八幡社です。
塀際に大きな金木犀が植わっています。
金木犀はとても大きくなる木ですね。

八幡社のも、高さが3メートルはゆうにあります。
残念なのは、社務所と塀のあいさ（※）に植えられているので
狭くて思う存分枝を広げることができないのです。
毎年毎年、塀からはみ出した枝はばっさりと切られてしまい
かわいそうだな・・
もう少し氏子の方が気を効かせて
上手に樹形を保つように剪定してくれたらよいのになあと
いつも思いながら眺めています。

今日、その金木犀をひょいと見上げたら満開でした。
今日まで気付かなかったのは、匂いがしなかったから！
なぜ、あのいい匂いが今年はしないのでしょうか？
これから匂わせるつもりだったのでしょうか？

私の中では「コスモス」と「金木犀」と「もずの高鳴き」
が「秋の抒情」3点セットです。
もちろん食べ物は別カウントです！

明日から崩れるお天気で
金木犀の花が散らなければ良いのだけれど
と少し心配です。
そして明日は八幡社の大祭です。
「雨」の天気予報を恨めしく思います。

※あいさ・・・三河弁で「間」のこと

 

 

 

 

 

9月16日のブログでは背丈も短く、蕾も固かったコスモス達。
残暑も緩み、雨も適当に降るようになってからは俄然勢いを盛り返し、
今では満開の花を風に揺らし、背丈も150センチくらいになりました。
コスモスの林に潜り込み、下から花を見上げてみました。
太陽に透けるコスモスの花びらが美しく
思わずシャッターを切ってしまいました。

「アソンデバカリジャ　ダメジャン」
と、蜜を忙しく集める蜂に怒られちゃいました・・

それならばと
ねじり鉢巻で仕込んだ「栗ごはん」
今日のお昼ご飯です。（まかないです・・）
駐車場のコスモス同様私も、涼しくなってから俄然元気になりました！
食欲の秋ですねぇ〜〜
美味しいものばかりで困っています。

 

というある日の出来事でした。ジャン・ジャン